NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
知りたい 相談したい つながりたい 年齢別情報 NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
ホーム イベント ブログ 保育・教育 就労 健康 手続き お問い合わせ

2012年02月12日

男性優位?

男の子.jpgこちらでは夫婦揃って共働きというのはよくあるにも関わらず、いまだ男性優位な習慣は残っているようです。
先日ちょっとした集まりで、「子ども性別の話からやはり男の子でないと」という意見がでました。ちなみに我が家は娘ふたり。
相手はこれを知ってか知らずか、永遠とその話題を続け、あまりにもその人の無神経さにこちらは腹が立つのを通り越してあきれるばかり。
そう。やっぱりここでは男の子が一番なんですね。
幸い主人の家族は、孫の性別にこだわらず元気であればという人たちなので助かっていますが、都市部に住む人はともかく、地方にいけば行くほど男の子が一番という傾向は強くなります。
例をあげれば、ギリシャのクレタ島では「お子さん何人?」という一般的な質問に女の子の数は含まれません。
ですから我が家の場合は「0人です」答えになるわけで・・・。
男の子を出産したら「よくやった」、女の子だったら「義父さん(義母さん)、スミマセン、女の子で・・」というパターンも多々あり。
結婚するとお嫁さんのほうが家を用意し、お嫁さん方ベースで財産を受け継ぐという習慣もあり、今時こんな考え方古いわよと思うものの、まだまだ男性社会なのねと実感させられた出来事でした。
posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2012年01月14日

子どもの外出

外出.jpg小学校4年生と2年生の娘たち。
いまだに子どもだけで外出したことはありません。
お留守番だって子どもだけということは皆無。
歩いて2分足らずの小学校へも必ず私か主人が送り迎えをします。
日本だったら小学校1年生からは自分で通学もするでしょうし、留守番はもちろんお稽古事へ通うのも一人で行くことは普通ではないでしょうか。
日本に住む私の姪っ子も娘たちと同じ年齢にも関わらず、一人で新幹線や飛行機で夏休みにおじいちゃんおばあちゃんに会いに行ったりしていますが、そんなことはまずこちらでは考えられないのです。
もともとギリシャ自体、他の国と陸続きであるということもあるし、かなりの外国人も流入しています。
それに加えこの経済危機もかさなって犯罪も増える一方です。
そしてギリシャは車の運転が粗く、ルールというものがない・・・。
また、外出時だけではなく自宅にいてもかなり警戒して施錠等に気を配らなければならない状況なので、留守番であってもこの年齢の子どもだけを置いて出かけるのは心配。
日本の子どもの話を聞くと、いつもこちらは過保護かなと考えてしまいますが、仕方ないですね。
子どもをイタリアで出産したときからすでに「ベビーを盗まれないように」と周りの人たちからよく言われたものです。(出産直後はそれが心配で大きな病院のベッドでゆっくり眠れなかったくらい)
でもここは日本ではないんですもの。
まず身を守ることから考えなくては、どうしようもありません。
次回日本へ帰国するときには一度子どもたちに自分たちだけでちょっとだけ外出経験をさせてあげたいものです。
posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2011年10月12日

教科書がない?

教科書は?3か月の長い夏休みも終わり9月半ばから学校は新学期を迎えていています。
しかし、経済危機のせい?なのか、なぜか教科書配布が間に合わず1ヶ月が過ぎようとしています。

教科書がない?

はじめは耳を疑いました。日本じゃまずありえないこと。
今回はさすがにギリシャ人たちも呆れ顔。
もちろん私学の学校は同じ教科書でも個人で購入する為、本屋さんにいけば手にはいるわけですが、公立学校は通常無料で配布されるので公立の学校は後回しのまま教科書なしでの授業を続けています。
その代わりに教材を先生がプリントアウトしてそれで子どもたちは学習していますが、これがなんとも手ぬるい。
新学期の初めにプリント用として、児童ひとりにつき1パックのA4白用紙を集めたのに、持ち帰ってくるプリントは1日2枚程度。何を学校で勉強しているのだろう?
体育の授業では、勝手に子どもたちにドッジボールをさせて先生はその傍らで携帯電話。

経済危機で公務員の給料はカットされ、もちろん学校の先生たちも当然のことながら減給。その分授業内容も減らしているのだろうか?!
学校の授業は、昨年は午後2時までだったのに、この経済危機で余分な先生がカットされた為、授業科目が少なくなって午後1時過ぎまでになりました。

こんな環境で育っていいのだろうかと不安になっている最近です。ゆとり教育を超えて怠慢教育?
高校や大学では学生たちのボイコットも普通。
自己主張はいいけれど、どこか筋が通って無いように思うことも多々。しっかりしてもらいたいものです。

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2011年08月16日

子どもの誕生日

誕生日パーティ.jpgギリシャでは子どもの誕生日会を自宅や、ペドトポスといわれる遊具とちょっとしたカフェが併設してあるような場所で友人たちを呼んで催したりします。もちろん家族だけでお祝いすることもあれば、数人の親しい人だけを招いたり、学校の一クラス全員を招いたりといろいろです。
コストもどこか施設を借りればそれだけ金額がかかるわけで予算にもよりますね。
比較的非社交的な主人とブロークンなギリシャ語しかできない私にとって、こういう機会は得意ではなく、我が家では長女が7歳のときに自宅でパーティをした以外は、なんとか理由をつけてはバーステーパーティを避けていました。(笑)
しかし、さすがに避けるにも限界があり、今年はもうやるしかないよなーと次女の誕生日会をやることになったわけです。

ラッキーなことに季節は夏ということもあって屋外の公園で、といっても真昼の暑い時間を避けて夕方6時半からの開催。
そしてちょっとしたお菓子からフィンガーフードと飲み物を用意して、ピエロのおじさんも雇って、子ども相手に遊んでもらい、みんなでケーキを囲んでのお祝い。
(パーティ用のマジシャンやジャグラー、ピエロ等を雇うのもこちらではよくあることです。)

招待したお友達は家族ぐるみでやってきたりして、結局総勢60人ほどの参加となり、公園はかなり賑わいました。
おかげで次女は大満足。「ぜったい忘れない楽しい一日だったよ」と。
もらったプレゼントも全部で30個くらいになりその晩は、この誕生日プレゼントの開封でパーティ後もなかなか就寝できず、結局寝たのは夜中すぎ。
ちなみに、このプレゼント。
どこのお店でもプレゼント用にラッピングはもちろんですが後日交換可能のカードを入れてくれるので、今回もサイズの合わない洋服や水着をサイズ変更してきました。
(おもちゃとかサイズのないものでも交換してくれます)

パーティの用意は疲れますが、子どもの喜ぶ顔をみればやってよかったなーと思いますね。
今度はすでに半年後の長女の誕生日会に向けて(私ではなく長女本人が)いろいろと計画をし始めています。
彼女はボーリング場でやりたいらしく、呼ぶお友達リストも作成済み。
なんて気の早い。でもほんとにやるのかなあ〜・・・。

終わりよければすべて良しとはいうものの、普段パーティなれしていない?主人にカメラを頼んでおいたのに(なんどもいったのに)、肝心なシーンの写真を一枚もとらず、これにはかなりショック。
次回はしっかりやってもらいたいものです。
まぁビデオはあるらしいのですが。
大切な瞬間はやはりカメラにおさめておくって大事よね。どこかのフィルム会社の宣伝を思い出しました。
posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2011年07月22日

play for japan

7月に入って2年ぶりにカナダのトロントから一時帰国をしています。
子どもたちは、それぞれ公立の学校に体験入学に通っています。

日本に一時帰国するにあたって、気になっていたのはもちろん、3月11日に発生した大震災からの復興でした。
トロントの地元ローカルニュース番組でも、あの日の朝はずっと津波で流された町の映像が流され、私も、家族も、国境を問わず、カナダに住むすべての人が大きなショックを受けました。
カナダでは、もともとドネーション(寄付)やファンダライジング(資金集め)ということに対する関心が強く、トロントでも日系のコミュニティーを中心に、募金活動が各地で行われました。
中でも驚いたのは、トロント市の教育委員会が、トロントのすべての公立の学校に対し、「ルーニー(2ドルコイン)を募金しよう!」という活動することを決めたことです。
また、各学校で千羽の折り鶴を折り、日本に対する思いを表してくれました。
補習校として使わせていただいている現地校でも、生徒さんたちが折った折り鶴を、エントランスの窓に飾ってくれていました。

折鶴.jpg私の下の子が通っていた(6月末で卒業しましたので過去形ですが)小学校には、駐在、国際結婚、と立場は色々ですが日本人の母親が9人いたため、どこからともなく、学校で何か募金活動ができないか、という話になり、校長先生やPTA役員の方に相談したところ、巻きずしのセール、クラフトのセール、折り紙教室という形で、学校内から義捐金を募ることができました。
総額1000カナダドルを超えていたのではないかと思います。
最初に学校の子どもたちへの折り鶴の指導のお手伝いをさせていただいたのが3月の末ごろ。
その後、4月に折り紙教室や巻きずしのセールを行い、学校の毎年恒例のファンダライジングイベントに参加し、最後の募金活動ができたのが5月の末。
振り返っても、ずいぶん長い間、日本と今回の震災に関心を持ってもらえたんだなあとしみじみ思います。
カナダへ移民されている方の中には母国の情勢が非常に悪く、つらい思いを経験された方も多いと聞きます。
人の痛みが分かる、やさしい人によく出会います。
それまで大して話をしたことがなくても、震災後は日本人だとわかると「あなたの家族は大丈夫?」と声をかけてくれるのです。
復興を信じ、はげましてくれる人、ほんとに海の向こうにたくさんいます。

それから、今回の震災で海外に住む日本人のつながり方が変わったかもしれない、と思うこともあります。
点々としていた日本人が線でつながったように思います。
これはとても深い意味があると感じています。

最後にとても素敵な動画を紹介します。時間がある方はぜひ、ご覧になってください。
http://www.tdsb.on.ca/about_us/media_room/Room.asp?show=CombinedNews&view=detailed&enableNav=true&self=30063

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(1) | カナダ

2011年07月18日

スペシャルオリンピック

スポーツ.jpg6月の末からの10日間、ここギリシャでスペシャルオリンピックが開催されました。
しかし、あいにく今のギリシャは財政危機。
国民の関心度も低く、むしろスペシャルオリンピックに使われるお金は無駄だといわんばかりの発言をする人も多くいたりして。
今のギリシャの現状を考えるとそういっても仕方ないかもと思うもののちょっとさびしいですね。
そして、ちょうどオリンピック開催期間中にアテネ中心部では大きなデモや暴動があったりして、本当にそれどころではないのが現実なのでしょうが・・・。
スペシャルオリンピックの宣伝広告も会場付近だけ、テレビ放送だって開会式と閉会式のみ。
他国で以前開催されてきたスペシャルオリンピックに比べるとかなり地味で盛り上がりに欠けるオリンピックだったようです。

我が家は比較的オリンピックスタジアムの近くに住んでいることもあり、また知り合いのギリシャ人がボランティアスタッフとして今回のスペシャルオリンピックに参加しているため、色々とスペシャルオリンピックの話を聞くこともあって、連日子どもたちと一緒に会場を訪れてみました。
ちょうど夏休みで退屈しているし、それになんといっても知的発達障害のある人たちががんばって、楽しんでいる様子を間近で見て、分け隔てなくそういう人たちと接するいい機会だと思ったからです。
競技はもちろんですが、会場の外ではアスリートやその家族、スタッフ、そして一般の来場者や子どもたち向けにコンサートや、マジックショー、お芝居、遊具があり、仮設テントの中では工作からペイントアート、おもちゃやらゲーム、インターネットがセッティングされていて、入場無料でかなり遊べて楽しめる工夫がされていました。
私たちのように個人でくる人もいれば、サマースクールの子どもたちが大勢グループで来場していたりしてギリシャ国内の宣伝が地味なわりにはそれなりに混んでいたようです。

あいにく知的発達障害のある人たちと一緒に何かを作ったり遊んだりというチャンスは(私たちが参加した時間帯のタイミングが合わなかったのか)あまりありませんでしたが、それでもスペシャルオリンピック参加者の作品を見たり、ボランティアスタッフからの話を聞いたりして、少しは子どもたちも何かを学んだようです。

以前、ヨーロッパの他国を旅行した際、子ども向け番組の司会や出演者に障害のある人が抜擢されて参加しているのを見ました。
びっくりすると共にかなり感心したものです。
だって子どもたちが普通に見ているキッズ番組から、自然に学び取ることができるではないですか。
我が家では、普段から障害者が参加するスポーツの観戦に行くことはあるのですが、ギリシャでこういった取り組みのあるテレビ番組を見ることはほとんどありません。
だからこそ今回のスペシャルオリンピックはとてもいいきっかけになったように思います。
スペシャルオリンピックがおわっても無関心になることなく、子どもたちには健常者と障害者との間の垣根をつくらない人になって欲しいと思うばかりです。

追記:日本の選手の皆さん、お疲れ様でした。
そしてその家族の方やスタッフの方たちにはこんな遠くまでいらしてギリシャの盛り上がりがもうひとつだったのが申し訳ないくらいですが、私自身ここギリシャで日本の旗を振って応援できたことが一番のいい思い出、そして皆さんに頂いたピンバッヂは大切な記念になりました。
ありがとうございました!

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2011年04月05日

ギリシャの英語教育

英語教育英語について。
日本も幼児からすでに英語教育については盛んだとは思いますが、こちらギリシャでも英語は幼稚園から教えているところもあれば、昨年からうちの娘たちが通う小学校でも1年生からの英語授業の取り組みがされています。
しかし、学校で学ぶ英語の授業はあんまりあてにならないため、多くの子どもが英語塾や家庭教師をつけて勉強しているのが実情。
だいたい小学生で週2回80〜100ユーロが月謝の相場でしょうか。
家庭教師となるとそれなりに割高になるものの効率がいいということで我が家は後者派。
ネイティブの教師よりもギリシャ人で資格を持っている人が教えているところが多いようです。
塾の多くは、ドイツ語、フランス語、イタリア語等のクラスも併設しているところが多く、もう少し子どもの年齢があがるとフランス語やドイツ語も併せて習うという傾向があります。

もともと私は英語について、そのうち必要になるからそんなに急いで学び始めなくてもいいかなと思っていたのですが、彼女の友人たちが英語の塾にすでに小学校1年生から通っていました。
子どもがやりたがっていたのを数年保留にしていたこともあって、それじゃもうそろそろやらせてみるかということで、結局昨年から週に1回家庭教師が我が家にやってきて長女は毎週英語を勉強しています。
今のところ大量にでる宿題も難なく、楽しく学習している娘をみて安心していますが、語学を勉強するという「勉強」だけにフォーカスし過ぎるとイヤになる日もでてくるでしょう。
英語を勉強するのは、”英語が必要なのよ”と話しているけれど、どれだけわかっているかな?

もともと海外へ出かける機会の多い我が家なので、旅先で英語が必須なのは彼女たちもよく感じているのですが、ただの旅行だけでは表面をさーっと通りすぎてしまって終わり。

そこでいい機会になったのは先日家族でオーストリアへ出かけた旅でした。
地元のスキースクールへ参加、日中はスキー、夜はクラフト会と、ドイツ語圏の子どもたちだけではなくいろんな言語圏の子どもたちを過ごすことになったのです。
そうなると共通語はもちろん「英語」。
長女は、知っている限りの英語のフレーズや単語を使って、そして次女はといえば英語の会話なんて皆無、単語すらでません。
それでもジェスチャーを交え、楽しそうにコミュニケーションを取っていたようです。(それに子どもたちはたとえ言葉が分からなくてもすぐに学び吸収するので大人が思うほどの心配は無用なのでしょうが。)

今回のこの旅で長女は自分の英語に自信をつけ、次女にとっては英語が話せないもどかしさが、今後、彼女たちがギリシャでの英語を学習する姿勢にいい影響を与えることだろうと思います。

追記:今回はじめていかに我が子どもたちが騒がしいのかを実感した私。
同じヨーロッパでも北欧・中欧の子どもたちに比べ、彼女たちの声は大きいし、ところ構わず感情まるだし。(ギリシャでは普通なのですけどね)
確かに「ギリシャ人の子たちは、ホントよくしゃべる」ともスキーのインストラクターにも言われた。
ドイツ近郊から北欧にかけての人たちにはこのテンションについていけないらしい。
様々な欧米諸国からの参加者の中でギリシャ人に一番ウマがあったのは「情熱の国ブラジル」人一家でした。

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2011年03月22日

ぶつかる常識

価値観の違い結婚すれば日本人同士であっても価値観の違いはあるでしょうが国際結婚となれば尚更のこと。
我が家はギリシャ人と日本人のカップル。
価値観の違いはもちろんぶつかる常識、いっぱいです。
おもいっきり大きな器で受け止め、理解し、その都度自分の中で消化していますが、(主人にとっても同じでしょうが)、この夫婦の元に生まれた娘たちはそれをどう受け止めているのでしょうか?

最近アメリカのTVドラマ「LIE to Me」にハマっている私。
様々な犯罪を科学式検証で解いていくのではなく、犯罪者や被害者そしてその周りの人間たちの表情や仕草から嘘をみやぶり、事件を解決するというあらすじ。
私は子どもたちが学校に行っている間に毎日かかさず見ていて、ある日主人に面白いから一緒に見ようと(絶対気にいるだろなーと思い)勧め、鑑賞したところ彼の感想はまるで逆。
「面白くない」の一言でそれっきり。

どうして??

そこで思ったのが・・・。ギリシャ人は嘘をつくのが平気。
というかその場しのぎの嘘をつくことが多いのです。
そしてそれでまた通ってしまう。大なり小なり、職場でも地域でもちょっとした学校の人間関係だってあります。
だから疑い深い国民性も仕方ないことかも。
そういう社会で育った主人も少なからずその傾向があります。
ゆえにこんな嘘を暴くドラマなんて嫌いなんでしょうね〜。(笑)

それとは正反対で日本人は人を信用しすぎる。
私も渡欧したてのときはそれが普通だったのですが、今では身を守るという意味でも他人を信用しない術を身につけるようになりました。
でも自分の子どもたちには「嘘はつかない」「正直であること」をせめて家庭の中では教えたい。
ところが半分ギリシャ家庭の私たちにはギリシャ流も混在するわけです。

他にも「お金を拾ったら、おまわりさんに届けましょう。」と、これを道徳として成長した日本人の私。
でもこちらでは「拾ったものは自分のもの。たとえ交番に届けてもおまわりさんのポケットに入っちゃうんだから。落とした人はアンラッキー。」というわけです。

ギリシャの常識、日本の常識、どちらが正しくてどちらが間違っているという判断ができないとき、子どもはその度毎に迷うでしょうね。

人間関係は1日にしてできるものではなく、ギリシャ社会に入って、住む土地に慣れ人に慣れ、しかしあくまでも最後の線(アジア人であるということ。人種的な意味)を超えることなく、ある程度の気持ち良い距離をもってフレンドリーな関係をつくること。
こうやって私自信、在希7年目にしてようやく築きはじめたように思います。
でも根底のところで、周囲の人たちには出来るだけ正直であることを忘れないのがポリシー。
そのおかげで私をとても信用してくれる友人も増えました。

さて子どもたちがどう育つのか、大きく違う二つの常識にその都度出会ったときに彼女たちなりに判断して、もしかしたら一方をとるかもしれないし、その中間をとるかもしれませんが、上手く社会に適用できる術を身につけてほしいものですね。

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2010年12月20日

フレンドリーの範囲

ギリシャ人はとても子どもに対してフレンドリーです。
イタリアでもそうでしたがギリシャはそれをかなり上回るように感じます。

子連れで外出すると必ずといっていいほど道行く人たちに声をかけられ、「かわいいわね、いくつ?」「お名前は?」「どこ行くの?」「幼稚園へ通っているの?」「学校はどう?」「先生はどう?」「何が好き?」などなど・・・・・あげればきりがありません。もちろん声をかけるだけではなく、ベビーカーに乗っているベビーの手や足を触ったりなでたりもよくあることです。
それ以外にも、電車やバス等の公共機関でも子連れだと何かと優先してもらえるし、ショッピングしているときでも混んでいるレジを先に順番を回してもらったりします。
あと、買い物先のお店でも子どもたちにおまけをもらったりと、子どもにフレンドリーで親切であることは子連れの私にも気持ちの良いもので嬉しいものですね。

フレンドリーこんなこともありました。
先日混んでいるバスに乗ったとき、空席の見つからない私たち家族は、なんとか手すりにつかまり発車を待っていると、それに気づいた運転手がわざわざ他の乗車客たちに向かって「小さな子どもに席を譲ってあげてください。その後また運転開始します」と言ってくれたんです。
おかげで子どもたちは着座し、安心して乗車することができました。

また、他の日には同じように混雑するバスの中で比較的歳をとったおばさんが、自分は席から立たないもののそのおばさんの膝にうちの子どもをのせて座らせてくれたのです。(ただこれがまったく面識のない人で、私も子どもも初めは戸惑って躊躇していたら、他の乗客たちから膝にのせてもらいなさい、してもらいなさい、と言われ、そういうパターンはギリシャでは普通だと言わんばかりの状況の中、結局大丈夫かなと判断してお願いしちゃいましたけれど・・。それにあまりにも強引に親切すぎて断れず、今思えば他人の膝に抱っこしてもらってバスに乗ることが安全な策だったかはわかりません。)

でもこのフレンドリーにも度というものがありますね。
一月程前、小学校3年生の娘とスーパーマーケットへ行った際のこと。
その店のセキュリティーのおじさんがとても親切だったのはいいのですが、普通によくある「お名前は?」とか「いくつ?」「学校の勉強は何が好き?」等の質問の後、そのおじさんはなんと娘の後ろから数秒間「ハグ」をしたのです。

私「ん?」今のはなに??
とっさのことだったので私も何も言えず、でもなんとなく気持ち悪くってその店をさっさと後にしましたが、家に帰ってからもすっきりしなくて、帰宅後、どの程度がギリシャ人のフレンドリーの範囲なのか?と主人やギリシャ友人に聞いたところ、やっぱりだれに聞いても「ハグは行き過ぎ。一線を越えている。」と。(ちなみにこの話を聞いた主人はかなり憤慨してその後そのスーパーマーケットへ抗議に行きました。)

そうだよなぁ、そうでしょう。やっぱりハグはおかしいよなぁ。それに子どもも赤ちゃんのような年齢ではなくそれなりに成長過程に入っている女の子。
私ほど娘本人はその件をおかしいとは感じていませんが、笑顔で親切な人たちもいい人ばかりではないこと、色々聞かれても細かいことまでは返答しないこと、そしてハグ等のスキンシップなどはおかしいのでされない、相手にしない、変だと思ったら近づかないことなどを教え、そしてとっさに判断できなかった私自身も反省!(こちらでは小学生であっても子どもだけの外出はしないので未だ自宅の外にでるときは必ずといっていいほど親が一緒ですが)少しずつ子ども自身でも判断することを学ばせていかなくてはと改めて思いました。

それにフレンドリーな社会に慣れきってしまって私の判断のアンテナも緩んでいるかと改めて気を引き締め直すのでした。

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

2010年10月29日

パレードとポエム

********************

光り輝く旗はギリシャ人の忠誠。

ギリシャ国旗青と白は私達の誇りであり、海と空の色の象徴。

自由と私達すべてがギリシャである。

月桂樹をまとうは栄誉の表れ。冠は光彩を放つ。

栄光の旗振りはその上に十字が輝く。

********************

ここギリシャの10月28日は「オヒ・デー」という祝日。
イタリア軍を撃退した記念日を祝ってギリシャ中でパレード。アテネ中心では軍隊パレードから始まって学生、児童の行進、そして私たちの住む地域でも子どもたちは白と紺の上下をきて、片手にギリシャの国旗をもって元気よく行進します。

娘たちが幼稚園に通っていた頃はその行進行事とともに、ポエムの暗唱・朗読発表会も行われました。

上記に載せたのがその時の娘のポエム。
これを4・5歳の幼児が覚え大勢の人の前で発表するわけです。
もちろん小学校でも事あるごとに詩の朗読・発表はよく行われます。
覚えるほうは結構大変。
でも、こうやって愛国心というのが育つのだなと感心します。

日本ではどうですか?
最近の事情は私にはよくわかりませんが、詩の朗読・発表というのはそれほど無いのではないでしょうか?

posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | ギリシャ

NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ Tel. 053-457-3418