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2012年02月12日

男性優位?

男の子.jpgこちらでは夫婦揃って共働きというのはよくあるにも関わらず、いまだ男性優位な習慣は残っているようです。
先日ちょっとした集まりで、「子ども性別の話からやはり男の子でないと」という意見がでました。ちなみに我が家は娘ふたり。
相手はこれを知ってか知らずか、永遠とその話題を続け、あまりにもその人の無神経さにこちらは腹が立つのを通り越してあきれるばかり。
そう。やっぱりここでは男の子が一番なんですね。
幸い主人の家族は、孫の性別にこだわらず元気であればという人たちなので助かっていますが、都市部に住む人はともかく、地方にいけば行くほど男の子が一番という傾向は強くなります。
例をあげれば、ギリシャのクレタ島では「お子さん何人?」という一般的な質問に女の子の数は含まれません。
ですから我が家の場合は「0人です」答えになるわけで・・・。
男の子を出産したら「よくやった」、女の子だったら「義父さん(義母さん)、スミマセン、女の子で・・」というパターンも多々あり。
結婚するとお嫁さんのほうが家を用意し、お嫁さん方ベースで財産を受け継ぐという習慣もあり、今時こんな考え方古いわよと思うものの、まだまだ男性社会なのねと実感させられた出来事でした。
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2012年01月14日

子どもの外出

外出.jpg小学校4年生と2年生の娘たち。
いまだに子どもだけで外出したことはありません。
お留守番だって子どもだけということは皆無。
歩いて2分足らずの小学校へも必ず私か主人が送り迎えをします。
日本だったら小学校1年生からは自分で通学もするでしょうし、留守番はもちろんお稽古事へ通うのも一人で行くことは普通ではないでしょうか。
日本に住む私の姪っ子も娘たちと同じ年齢にも関わらず、一人で新幹線や飛行機で夏休みにおじいちゃんおばあちゃんに会いに行ったりしていますが、そんなことはまずこちらでは考えられないのです。
もともとギリシャ自体、他の国と陸続きであるということもあるし、かなりの外国人も流入しています。
それに加えこの経済危機もかさなって犯罪も増える一方です。
そしてギリシャは車の運転が粗く、ルールというものがない・・・。
また、外出時だけではなく自宅にいてもかなり警戒して施錠等に気を配らなければならない状況なので、留守番であってもこの年齢の子どもだけを置いて出かけるのは心配。
日本の子どもの話を聞くと、いつもこちらは過保護かなと考えてしまいますが、仕方ないですね。
子どもをイタリアで出産したときからすでに「ベビーを盗まれないように」と周りの人たちからよく言われたものです。(出産直後はそれが心配で大きな病院のベッドでゆっくり眠れなかったくらい)
でもここは日本ではないんですもの。
まず身を守ることから考えなくては、どうしようもありません。
次回日本へ帰国するときには一度子どもたちに自分たちだけでちょっとだけ外出経験をさせてあげたいものです。
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2011年10月12日

教科書がない?

教科書は?3か月の長い夏休みも終わり9月半ばから学校は新学期を迎えていています。
しかし、経済危機のせい?なのか、なぜか教科書配布が間に合わず1ヶ月が過ぎようとしています。

教科書がない?

はじめは耳を疑いました。日本じゃまずありえないこと。
今回はさすがにギリシャ人たちも呆れ顔。
もちろん私学の学校は同じ教科書でも個人で購入する為、本屋さんにいけば手にはいるわけですが、公立学校は通常無料で配布されるので公立の学校は後回しのまま教科書なしでの授業を続けています。
その代わりに教材を先生がプリントアウトしてそれで子どもたちは学習していますが、これがなんとも手ぬるい。
新学期の初めにプリント用として、児童ひとりにつき1パックのA4白用紙を集めたのに、持ち帰ってくるプリントは1日2枚程度。何を学校で勉強しているのだろう?
体育の授業では、勝手に子どもたちにドッジボールをさせて先生はその傍らで携帯電話。

経済危機で公務員の給料はカットされ、もちろん学校の先生たちも当然のことながら減給。その分授業内容も減らしているのだろうか?!
学校の授業は、昨年は午後2時までだったのに、この経済危機で余分な先生がカットされた為、授業科目が少なくなって午後1時過ぎまでになりました。

こんな環境で育っていいのだろうかと不安になっている最近です。ゆとり教育を超えて怠慢教育?
高校や大学では学生たちのボイコットも普通。
自己主張はいいけれど、どこか筋が通って無いように思うことも多々。しっかりしてもらいたいものです。

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2011年08月16日

子どもの誕生日

誕生日パーティ.jpgギリシャでは子どもの誕生日会を自宅や、ペドトポスといわれる遊具とちょっとしたカフェが併設してあるような場所で友人たちを呼んで催したりします。もちろん家族だけでお祝いすることもあれば、数人の親しい人だけを招いたり、学校の一クラス全員を招いたりといろいろです。
コストもどこか施設を借りればそれだけ金額がかかるわけで予算にもよりますね。
比較的非社交的な主人とブロークンなギリシャ語しかできない私にとって、こういう機会は得意ではなく、我が家では長女が7歳のときに自宅でパーティをした以外は、なんとか理由をつけてはバーステーパーティを避けていました。(笑)
しかし、さすがに避けるにも限界があり、今年はもうやるしかないよなーと次女の誕生日会をやることになったわけです。

ラッキーなことに季節は夏ということもあって屋外の公園で、といっても真昼の暑い時間を避けて夕方6時半からの開催。
そしてちょっとしたお菓子からフィンガーフードと飲み物を用意して、ピエロのおじさんも雇って、子ども相手に遊んでもらい、みんなでケーキを囲んでのお祝い。
(パーティ用のマジシャンやジャグラー、ピエロ等を雇うのもこちらではよくあることです。)

招待したお友達は家族ぐるみでやってきたりして、結局総勢60人ほどの参加となり、公園はかなり賑わいました。
おかげで次女は大満足。「ぜったい忘れない楽しい一日だったよ」と。
もらったプレゼントも全部で30個くらいになりその晩は、この誕生日プレゼントの開封でパーティ後もなかなか就寝できず、結局寝たのは夜中すぎ。
ちなみに、このプレゼント。
どこのお店でもプレゼント用にラッピングはもちろんですが後日交換可能のカードを入れてくれるので、今回もサイズの合わない洋服や水着をサイズ変更してきました。
(おもちゃとかサイズのないものでも交換してくれます)

パーティの用意は疲れますが、子どもの喜ぶ顔をみればやってよかったなーと思いますね。
今度はすでに半年後の長女の誕生日会に向けて(私ではなく長女本人が)いろいろと計画をし始めています。
彼女はボーリング場でやりたいらしく、呼ぶお友達リストも作成済み。
なんて気の早い。でもほんとにやるのかなあ〜・・・。

終わりよければすべて良しとはいうものの、普段パーティなれしていない?主人にカメラを頼んでおいたのに(なんどもいったのに)、肝心なシーンの写真を一枚もとらず、これにはかなりショック。
次回はしっかりやってもらいたいものです。
まぁビデオはあるらしいのですが。
大切な瞬間はやはりカメラにおさめておくって大事よね。どこかのフィルム会社の宣伝を思い出しました。
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2011年07月18日

スペシャルオリンピック

スポーツ.jpg6月の末からの10日間、ここギリシャでスペシャルオリンピックが開催されました。
しかし、あいにく今のギリシャは財政危機。
国民の関心度も低く、むしろスペシャルオリンピックに使われるお金は無駄だといわんばかりの発言をする人も多くいたりして。
今のギリシャの現状を考えるとそういっても仕方ないかもと思うもののちょっとさびしいですね。
そして、ちょうどオリンピック開催期間中にアテネ中心部では大きなデモや暴動があったりして、本当にそれどころではないのが現実なのでしょうが・・・。
スペシャルオリンピックの宣伝広告も会場付近だけ、テレビ放送だって開会式と閉会式のみ。
他国で以前開催されてきたスペシャルオリンピックに比べるとかなり地味で盛り上がりに欠けるオリンピックだったようです。

我が家は比較的オリンピックスタジアムの近くに住んでいることもあり、また知り合いのギリシャ人がボランティアスタッフとして今回のスペシャルオリンピックに参加しているため、色々とスペシャルオリンピックの話を聞くこともあって、連日子どもたちと一緒に会場を訪れてみました。
ちょうど夏休みで退屈しているし、それになんといっても知的発達障害のある人たちががんばって、楽しんでいる様子を間近で見て、分け隔てなくそういう人たちと接するいい機会だと思ったからです。
競技はもちろんですが、会場の外ではアスリートやその家族、スタッフ、そして一般の来場者や子どもたち向けにコンサートや、マジックショー、お芝居、遊具があり、仮設テントの中では工作からペイントアート、おもちゃやらゲーム、インターネットがセッティングされていて、入場無料でかなり遊べて楽しめる工夫がされていました。
私たちのように個人でくる人もいれば、サマースクールの子どもたちが大勢グループで来場していたりしてギリシャ国内の宣伝が地味なわりにはそれなりに混んでいたようです。

あいにく知的発達障害のある人たちと一緒に何かを作ったり遊んだりというチャンスは(私たちが参加した時間帯のタイミングが合わなかったのか)あまりありませんでしたが、それでもスペシャルオリンピック参加者の作品を見たり、ボランティアスタッフからの話を聞いたりして、少しは子どもたちも何かを学んだようです。

以前、ヨーロッパの他国を旅行した際、子ども向け番組の司会や出演者に障害のある人が抜擢されて参加しているのを見ました。
びっくりすると共にかなり感心したものです。
だって子どもたちが普通に見ているキッズ番組から、自然に学び取ることができるではないですか。
我が家では、普段から障害者が参加するスポーツの観戦に行くことはあるのですが、ギリシャでこういった取り組みのあるテレビ番組を見ることはほとんどありません。
だからこそ今回のスペシャルオリンピックはとてもいいきっかけになったように思います。
スペシャルオリンピックがおわっても無関心になることなく、子どもたちには健常者と障害者との間の垣根をつくらない人になって欲しいと思うばかりです。

追記:日本の選手の皆さん、お疲れ様でした。
そしてその家族の方やスタッフの方たちにはこんな遠くまでいらしてギリシャの盛り上がりがもうひとつだったのが申し訳ないくらいですが、私自身ここギリシャで日本の旗を振って応援できたことが一番のいい思い出、そして皆さんに頂いたピンバッヂは大切な記念になりました。
ありがとうございました!

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2011年04月05日

ギリシャの英語教育

英語教育英語について。
日本も幼児からすでに英語教育については盛んだとは思いますが、こちらギリシャでも英語は幼稚園から教えているところもあれば、昨年からうちの娘たちが通う小学校でも1年生からの英語授業の取り組みがされています。
しかし、学校で学ぶ英語の授業はあんまりあてにならないため、多くの子どもが英語塾や家庭教師をつけて勉強しているのが実情。
だいたい小学生で週2回80〜100ユーロが月謝の相場でしょうか。
家庭教師となるとそれなりに割高になるものの効率がいいということで我が家は後者派。
ネイティブの教師よりもギリシャ人で資格を持っている人が教えているところが多いようです。
塾の多くは、ドイツ語、フランス語、イタリア語等のクラスも併設しているところが多く、もう少し子どもの年齢があがるとフランス語やドイツ語も併せて習うという傾向があります。

もともと私は英語について、そのうち必要になるからそんなに急いで学び始めなくてもいいかなと思っていたのですが、彼女の友人たちが英語の塾にすでに小学校1年生から通っていました。
子どもがやりたがっていたのを数年保留にしていたこともあって、それじゃもうそろそろやらせてみるかということで、結局昨年から週に1回家庭教師が我が家にやってきて長女は毎週英語を勉強しています。
今のところ大量にでる宿題も難なく、楽しく学習している娘をみて安心していますが、語学を勉強するという「勉強」だけにフォーカスし過ぎるとイヤになる日もでてくるでしょう。
英語を勉強するのは、”英語が必要なのよ”と話しているけれど、どれだけわかっているかな?

もともと海外へ出かける機会の多い我が家なので、旅先で英語が必須なのは彼女たちもよく感じているのですが、ただの旅行だけでは表面をさーっと通りすぎてしまって終わり。

そこでいい機会になったのは先日家族でオーストリアへ出かけた旅でした。
地元のスキースクールへ参加、日中はスキー、夜はクラフト会と、ドイツ語圏の子どもたちだけではなくいろんな言語圏の子どもたちを過ごすことになったのです。
そうなると共通語はもちろん「英語」。
長女は、知っている限りの英語のフレーズや単語を使って、そして次女はといえば英語の会話なんて皆無、単語すらでません。
それでもジェスチャーを交え、楽しそうにコミュニケーションを取っていたようです。(それに子どもたちはたとえ言葉が分からなくてもすぐに学び吸収するので大人が思うほどの心配は無用なのでしょうが。)

今回のこの旅で長女は自分の英語に自信をつけ、次女にとっては英語が話せないもどかしさが、今後、彼女たちがギリシャでの英語を学習する姿勢にいい影響を与えることだろうと思います。

追記:今回はじめていかに我が子どもたちが騒がしいのかを実感した私。
同じヨーロッパでも北欧・中欧の子どもたちに比べ、彼女たちの声は大きいし、ところ構わず感情まるだし。(ギリシャでは普通なのですけどね)
確かに「ギリシャ人の子たちは、ホントよくしゃべる」ともスキーのインストラクターにも言われた。
ドイツ近郊から北欧にかけての人たちにはこのテンションについていけないらしい。
様々な欧米諸国からの参加者の中でギリシャ人に一番ウマがあったのは「情熱の国ブラジル」人一家でした。

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2011年03月22日

ぶつかる常識

価値観の違い結婚すれば日本人同士であっても価値観の違いはあるでしょうが国際結婚となれば尚更のこと。
我が家はギリシャ人と日本人のカップル。
価値観の違いはもちろんぶつかる常識、いっぱいです。
おもいっきり大きな器で受け止め、理解し、その都度自分の中で消化していますが、(主人にとっても同じでしょうが)、この夫婦の元に生まれた娘たちはそれをどう受け止めているのでしょうか?

最近アメリカのTVドラマ「LIE to Me」にハマっている私。
様々な犯罪を科学式検証で解いていくのではなく、犯罪者や被害者そしてその周りの人間たちの表情や仕草から嘘をみやぶり、事件を解決するというあらすじ。
私は子どもたちが学校に行っている間に毎日かかさず見ていて、ある日主人に面白いから一緒に見ようと(絶対気にいるだろなーと思い)勧め、鑑賞したところ彼の感想はまるで逆。
「面白くない」の一言でそれっきり。

どうして??

そこで思ったのが・・・。ギリシャ人は嘘をつくのが平気。
というかその場しのぎの嘘をつくことが多いのです。
そしてそれでまた通ってしまう。大なり小なり、職場でも地域でもちょっとした学校の人間関係だってあります。
だから疑い深い国民性も仕方ないことかも。
そういう社会で育った主人も少なからずその傾向があります。
ゆえにこんな嘘を暴くドラマなんて嫌いなんでしょうね〜。(笑)

それとは正反対で日本人は人を信用しすぎる。
私も渡欧したてのときはそれが普通だったのですが、今では身を守るという意味でも他人を信用しない術を身につけるようになりました。
でも自分の子どもたちには「嘘はつかない」「正直であること」をせめて家庭の中では教えたい。
ところが半分ギリシャ家庭の私たちにはギリシャ流も混在するわけです。

他にも「お金を拾ったら、おまわりさんに届けましょう。」と、これを道徳として成長した日本人の私。
でもこちらでは「拾ったものは自分のもの。たとえ交番に届けてもおまわりさんのポケットに入っちゃうんだから。落とした人はアンラッキー。」というわけです。

ギリシャの常識、日本の常識、どちらが正しくてどちらが間違っているという判断ができないとき、子どもはその度毎に迷うでしょうね。

人間関係は1日にしてできるものではなく、ギリシャ社会に入って、住む土地に慣れ人に慣れ、しかしあくまでも最後の線(アジア人であるということ。人種的な意味)を超えることなく、ある程度の気持ち良い距離をもってフレンドリーな関係をつくること。
こうやって私自信、在希7年目にしてようやく築きはじめたように思います。
でも根底のところで、周囲の人たちには出来るだけ正直であることを忘れないのがポリシー。
そのおかげで私をとても信用してくれる友人も増えました。

さて子どもたちがどう育つのか、大きく違う二つの常識にその都度出会ったときに彼女たちなりに判断して、もしかしたら一方をとるかもしれないし、その中間をとるかもしれませんが、上手く社会に適用できる術を身につけてほしいものですね。

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2010年12月20日

フレンドリーの範囲

ギリシャ人はとても子どもに対してフレンドリーです。
イタリアでもそうでしたがギリシャはそれをかなり上回るように感じます。

子連れで外出すると必ずといっていいほど道行く人たちに声をかけられ、「かわいいわね、いくつ?」「お名前は?」「どこ行くの?」「幼稚園へ通っているの?」「学校はどう?」「先生はどう?」「何が好き?」などなど・・・・・あげればきりがありません。もちろん声をかけるだけではなく、ベビーカーに乗っているベビーの手や足を触ったりなでたりもよくあることです。
それ以外にも、電車やバス等の公共機関でも子連れだと何かと優先してもらえるし、ショッピングしているときでも混んでいるレジを先に順番を回してもらったりします。
あと、買い物先のお店でも子どもたちにおまけをもらったりと、子どもにフレンドリーで親切であることは子連れの私にも気持ちの良いもので嬉しいものですね。

フレンドリーこんなこともありました。
先日混んでいるバスに乗ったとき、空席の見つからない私たち家族は、なんとか手すりにつかまり発車を待っていると、それに気づいた運転手がわざわざ他の乗車客たちに向かって「小さな子どもに席を譲ってあげてください。その後また運転開始します」と言ってくれたんです。
おかげで子どもたちは着座し、安心して乗車することができました。

また、他の日には同じように混雑するバスの中で比較的歳をとったおばさんが、自分は席から立たないもののそのおばさんの膝にうちの子どもをのせて座らせてくれたのです。(ただこれがまったく面識のない人で、私も子どもも初めは戸惑って躊躇していたら、他の乗客たちから膝にのせてもらいなさい、してもらいなさい、と言われ、そういうパターンはギリシャでは普通だと言わんばかりの状況の中、結局大丈夫かなと判断してお願いしちゃいましたけれど・・。それにあまりにも強引に親切すぎて断れず、今思えば他人の膝に抱っこしてもらってバスに乗ることが安全な策だったかはわかりません。)

でもこのフレンドリーにも度というものがありますね。
一月程前、小学校3年生の娘とスーパーマーケットへ行った際のこと。
その店のセキュリティーのおじさんがとても親切だったのはいいのですが、普通によくある「お名前は?」とか「いくつ?」「学校の勉強は何が好き?」等の質問の後、そのおじさんはなんと娘の後ろから数秒間「ハグ」をしたのです。

私「ん?」今のはなに??
とっさのことだったので私も何も言えず、でもなんとなく気持ち悪くってその店をさっさと後にしましたが、家に帰ってからもすっきりしなくて、帰宅後、どの程度がギリシャ人のフレンドリーの範囲なのか?と主人やギリシャ友人に聞いたところ、やっぱりだれに聞いても「ハグは行き過ぎ。一線を越えている。」と。(ちなみにこの話を聞いた主人はかなり憤慨してその後そのスーパーマーケットへ抗議に行きました。)

そうだよなぁ、そうでしょう。やっぱりハグはおかしいよなぁ。それに子どもも赤ちゃんのような年齢ではなくそれなりに成長過程に入っている女の子。
私ほど娘本人はその件をおかしいとは感じていませんが、笑顔で親切な人たちもいい人ばかりではないこと、色々聞かれても細かいことまでは返答しないこと、そしてハグ等のスキンシップなどはおかしいのでされない、相手にしない、変だと思ったら近づかないことなどを教え、そしてとっさに判断できなかった私自身も反省!(こちらでは小学生であっても子どもだけの外出はしないので未だ自宅の外にでるときは必ずといっていいほど親が一緒ですが)少しずつ子ども自身でも判断することを学ばせていかなくてはと改めて思いました。

それにフレンドリーな社会に慣れきってしまって私の判断のアンテナも緩んでいるかと改めて気を引き締め直すのでした。

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2010年10月29日

パレードとポエム

********************

光り輝く旗はギリシャ人の忠誠。

ギリシャ国旗青と白は私達の誇りであり、海と空の色の象徴。

自由と私達すべてがギリシャである。

月桂樹をまとうは栄誉の表れ。冠は光彩を放つ。

栄光の旗振りはその上に十字が輝く。

********************

ここギリシャの10月28日は「オヒ・デー」という祝日。
イタリア軍を撃退した記念日を祝ってギリシャ中でパレード。アテネ中心では軍隊パレードから始まって学生、児童の行進、そして私たちの住む地域でも子どもたちは白と紺の上下をきて、片手にギリシャの国旗をもって元気よく行進します。

娘たちが幼稚園に通っていた頃はその行進行事とともに、ポエムの暗唱・朗読発表会も行われました。

上記に載せたのがその時の娘のポエム。
これを4・5歳の幼児が覚え大勢の人の前で発表するわけです。
もちろん小学校でも事あるごとに詩の朗読・発表はよく行われます。
覚えるほうは結構大変。
でも、こうやって愛国心というのが育つのだなと感心します。

日本ではどうですか?
最近の事情は私にはよくわかりませんが、詩の朗読・発表というのはそれほど無いのではないでしょうか?

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2010年08月22日

ギリシャの夏休み

サマーホリデー6月の上旬から9月の上旬まで、ほぼまるっと3ヶ月、子どもたちは楽しい×楽しい夏休み。
夏の宿題も無いので両手をあげてエンジョイしてます。
ギリシャでは夏はサマーハウス(別荘)で過ごしたり(ギリシャ人の別荘保有率はかなり高い)、国内のビーチへでかける人が多いです。子どもたちは両親が共働きだったりする場合はサマーキャンプに参加して過ごすパターンも多いようです。
海外へ旅行へでかける人ももちろんいるものの、やっぱりギリシャの海で過ごすのは欠かせません。
混雑のピークは8月の中旬くらいまでですが、すでに6月でも十分の暑さ。
エーゲ海の島々へはアテネのピレウス港からフェリーボートにのって移動です。高速ボートもでているけれど、あえてゆっくりと時間をかけて船上の一時を楽しむのもいいですね。

我が家では主人のサマーホリデーに合わせて、毎年ギリシャ内の小さな島で3週間ほど過ごします。
夏のアテネは交通量も人も少ないのでかえって過ごしやすかったりしますが、やはり真夏日の気温が40度を越えると絶えられません。サントリーニやクレタ島、ミコノス島などの観光地はさけ、子連れの私たちは普段はギリシャ人で賑わう小さな島へ。
ビーチは砂地で100メートルほど浅瀬がつづき、波もそれほどなく穏やかで、海水を通して砂地が層をつくっているのや小さな魚の群れがみえます。子どもたちには絶好のビーチ。
さぁ今年もこれから島バカンスへ行って来ます。
時間を忘れて海と太陽の下でのんびりgreek timeでふやけそうです。


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2010年07月22日

ギリシャの働くママの環境

働く女性先日インターネットで働くママのサポート環境についての記事をみつけました。
そこには欧米諸国と日本との比較が書いてありましたが、そうここギリシャでも働くママは多く、その記事に書かれていたようなEU基準にそった育児休暇もあるようです。
でも、ちょっとクローズアップしたいのは働くママの代わりを全面的に祖父母やベビーシッターがフォローするという点。

ギリシャは(以前住んだことがあるイタリアもそうですが)家族のつながりがとても強くて、大人になっても中々親元を離れることはありません。
そして結婚しても(多くは女性側の)両親の元を離れず近所に住むとか同居するようなパターンが多いのです。だから子育てもママだけがするわけではなくて、家族皆で面倒を見るという感覚でしょうか。そのため、子どもの両親は働きにでて、その代わりに祖父母が育児・家事全般をします。私の親類や友人家族の多くもそんな感じで生活しています。
なので育児休暇をしっかりとれる環境というよりも子どもを出産してもすぐに働ける環境ができているわけです。
もちろん大家族で住んでいる人ばかりではありませんから、そういう場合はベビーシッターや家事を手伝ってもらう人を雇うこともありますが。

まだ娘たちがベビーの頃。子どもを連れて公園デビューしたときも、公園で常に出会う他の子どもたちの付き添いは、母親ではなく祖父母やベビーシッター。
つい先日も、幼稚園の送り迎えや集まりで毎日のように顔を合わせる女性を、私はすっかりその幼稚園児のお母さんだと思い込んでいたら、後になって実はその子どもの親ではなくってベビーシッターの人だったなんてこともありました。
私自身も子どもをベビーカーにのせて歩いていると、しょっちゅう「あなたのお子さん?」なんて聞かれたものです。最初はなぜ聞かれるのかわかりませんでしたが、後で私はベビーシッターだと思われていたとわかりました。(ギリシャではお手伝いさんやベビーシッターを雇うのはよくあることで、べビーシッターやお手伝いさんは外人が多い、また娘が私に似てない等が理由らしのですが)。

私自身は専業主婦で、とくに職探しをしているわけでもありませんから、働くママの実際の現状、現場を見ることはできませんが、育児休暇等の制度の他にこういった家庭側のフォローが多いことは働くママをさらにサポートしているのは違いないですね。

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2010年06月30日

恋しいのは…

最近のギリシャはいろいろありますが、やっぱり気楽に暮らすギリシャ。
食べて飲んで…時間にとらわれず食べて飲んで、笑って、歌って踊って?そして輝く太陽に地中海の島々。
ギリシャの夏はやっぱりいいです!この夏の空気と海の紺碧は特別。

でもそればかりではありません。
もちろん子育てしていると、子どもとの関係に悩み、幼稚園・学校のお付き合いに悩み、落ち込み、母として主婦として反省しつつ、それを改善できないまま毎日が過ぎていくような育児。
ギリシャのお気楽モードなんてお構いなしでどーっとふさぎこんでしまうことだってあるのです。
渡欧してもうすぐ10年。子育てしてるとほんとに早い。あっというまにすぎていきます。
同じ海外生活でも独身時代に一人で渡った海外生活の1年のほうがよっぽど長かったように感じ、どれだけの時間をもてあましていたのか、何をしてたんだろう、私。
もしタイムスリップできるのならそのときの時間を今に振り替えたいくらいです。

そして、こちらでの居住年数もこれだけかさなれば、ここでの付き合いもひろまり知人友人もふえました。
気の合う人もいて相談したりいろいろと楽しい時間を過ごさせてもらっていますが、どうやっても自分の生活に欠けたままこちらでは絶対埋められないのが「自分の友人」という部分。
自分がまだ大人として完成する前の素の自分が見つけた人間関係。
幼馴染み、中学・高校・大学時代の友人たち。
大人になってから、しかも家族をもってから始まる人間関係とは違い、ある程度何を話しても弱いところをさらけ出しても許してもらえる気楽さ、何をいっても許してもらえる安心さがあるんですよね。
きっと日本にいたらちょっと悩んでも彼女たちが近くにいることで、もっと肩の力を抜いてスルーできるんだろうなーと何度となく思うものです。

海外に住んでいると日本の自分の家族も恋しいけれど、友人たちを恋しく思うようになるとは渡欧前には想像しなかったな。


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2010年05月28日

デモといろいろ・・。

デモ最近はギリシャの財政難のニュースで日本も「ギリシャ」の名をよく聞くことと思います。
実家や知人友人からは大丈夫か?と心配のメールや電話をもらっています。
ニュースでみるような大きなデモ等の衝突はアテネの中心街。
デモ参加者数はかなり多いものの暴力行為にでるのはそれに便乗したアナキストたち。

ここまで大きなニュースとして世界を駆け巡っているギリシャですが、実際私たちは今までと変わらない生活を送ってます。
ただ給料7パーセントカット、ボーナスカット、消費税19→23パーセントへ値上げ等。
庶民の生活は苦しくなってきていますが。

「デモをしたところで何も変わらないのにね」という私に「ギリシャ人は抵抗しているところを表明しなければ・・」とギリシャ人。
もちろんいろいろな面で経済規制を受けるので仕方ありませんが、よそからの助け(他国からの資金)を受けながら抵抗?とは。
しかしほんとのところは散々国のお金を使い込んできた多くのギリシャ政府関係者たちが裁かれることなく、そのツケを庶民が背負う・・・。そこに怒りを感じているそうです。

海外からの資金援助でリカバーできればいいですが、世間ではまたどうせ上の人たちが使い込んでおしまい、私たち国民だけが苦しいのは変わらないだろうと。
そんなギリシャを良く知る国がお金を貸したがらないのはあたりまえですよね。

そして日本の一昔(二昔くらいかも)の、近所のおじさんやおばさんが自分の子どもを叱ってくれるような今のギリシャ。
まだそんな人間くさい一面があるものの、国家として中途半端で、法律は破るためにあると自分勝手な「エレフセリア(自由)」を掲げる多くの国民。
今後どこへ行くギリシャ、想像したくありませんが考えさせられます。
子どもが育つ国がここでいいのか・・・。


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2010年04月30日

ニホンゴ

娘との会話先日の娘との会話です。

娘「ママー、モジを幼稚園でならったよー。ずっとまえにそこでジシンがあったって。ニホンだって」
私「モジ???」
娘「あれ?ヘジだったかな〜?」

なんだろう、なんだろう?がんばってなぞなぞをとく感覚で考えると、
そう、それはフジ。「富士山」のことです。

私「フジって先生言ってなかった?」
娘「あーそうそう、フジ!そんな感じ」

娘たちはギリシャ語と日本語の二ヶ国語で育っていますが、やはり住んでいるギリシャのほうが断然インプットされる量は多いし、学校では国語としてギリシャ語を学んでいるわけですから仕方ないといえば仕方ありませんが・・。日本語を日常会話で使用するのは私との間だけ。それでも長女は難なく2ヶ国語を使い分けますが次女はまだそのスイッチの切り替えがうまくありません。

残念なことにここギリシャには日本語学校はないので、母親である私がなんとか彼女たちが日本語を学ぶ環境を整えてあげなくてはいけないんですけど。
日本語の読み書きのほうは、現在長女が漢字に奮闘中。日本から取り寄せた教科書やテキストみると、えーこんなに小学校で漢字を覚えるの?!とびっくりですが、なんとか彼女の学年にあわせて小学校2年生の160字に取りくんでいます。
次女はまだまだひらがなもあやしい・・・。

毎日学校からの宿題だけでも結構な量がある上、お稽古もあり、その上で日本語も勉強するというのは子どもにとってもヘビーなので、なんとか上手く楽しく長続きする学ぶ方法を模索中。ギリシャでは小学校3年生から英語、5年生からドイツ語かフランス語のいずれかを選択、そして中学生になると古代ギリシャ語が加わります。あー大変そうだ。どうなるんだろう??上手く楽しく学ぶなんてノンキなことはいってられないかもしれない。

海外で日本語を習得するというのは子どもも親も努力が必要。
ある程度子どもにプッシュしていかないといけないでしょうが
他の海外にいる人たちが日本語をきっちりを身に付けているのをみるとほんと感心します。
欲張りだけど、うちの子どもたちにも一人前のギリシャ人になるとともに一人前の日本人にもなって欲しい。
さてなってくれるかしら? 母もがんばらねば!


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2010年03月11日

ある平日の一日

ある平日の一日。

眠い朝7時に子どもたちは起きて、眠いながら朝支度。
朝ご飯はホットミルクとつまんで一口程度のフルーツかはちみつ。
ブランチ用にほうれん草やズッキーニのパイとフルーツを持たせ、主人が幼稚園と学校へ送り届ける。
午後12時半には、私が子どもたちをそれぞれ幼稚園と学校からピックアップして自宅へ戻りランチ。
その後宿題やらお昼寝をさせたら、さぁ習い事。
大体この年齢の子どもたちにメジャーな習い事はスイミング、バレエ、バスケット、サッカー、英語などでしょうか。

そしてその約2時間後には、また身支度を済ませ、作り置いた食事を少しつまませて幼稚園のイベントへ。開始19時、終わりは21時すぎ。
なんやかんやと子どもたちが就寝したのは23時すぎ。

そう、ここギリシャでは、イベントや行事等がすべて夕方〜夜に開催されます。
なので、幼稚園児であろうとその習慣のまま。
家の子どももしっかりギリシャぺースなので、朝ご飯だって日本ほど食べないし、ランチだって14時くらい、夜だって目を輝かせてイベント参加です。
日本じゃもうとっくに(きっと夜8時?9時くらい?)には寝てるでしょうね。

ちなみにイギリスに住む友人の子ども達は19時には就寝しますが、ギリシャでは平日を除き、テレビの子ども番組やアニメーションだって22時からの放映。
もちろんテレビは余程でない限り、そんな遅くから見せることはありません。
日本で生まれ育った母は「規則正しい生活習慣を身に付けさせたい」と思いつつ、でも育つ環境にも合わせなくてはやっていけません。
度合いやバランスをどうやってとるか、というのが最近の課題になっています。


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2010年02月11日

ギリシャのカーニバル

アポクリエスお正月シーズンも終わり、ウキウキ楽しいモードもこれで一段落、やっと学校、幼稚園生活にリズムがついてきた最近。
でももうすぐアポクリエス(カーニバル)♪
子どもたちは色とりどり、色んな衣装を着て出かけます。バットマン、スパイダーマン、カウボーイ、パイレーツ、ゾンビ、お化け、宇宙人、ミッキー、ミニー、プリンセス、妖精 ゲイシャ、動物などなど。ベビーカーに乗ってる赤ちゃんでさえもそんなカーニバルの衣装を着ている姿はあまりにもかわいくてついこちらの顔がほころびます。しかもベビーカーを押すお母さんもまた同じ衣装で親子して仮装していることも多くてそれには脱帽。
街ではイベントも繰り広げられるし、この時期のお友達のバースデーパーティには衣装を着て参加、あとはカーニバルのパーティもあちこちで催されます。
うちの娘たちはフェアリーやらプリンセスが大好きなので毎年何かしらこの手の衣装を購入し、この時期は家の中でも外でもその格好をして、そして手には紙ふぶきやら紙テープ、雪吹雪がでてくるスプレーやらをもって・・・。これが思いっきりばら撒くのが楽しいものの、掃除するほうは大変。

でもこのカーニバルはパスハ(イースター)前の四旬節(肉系の食物を口にしない食の節制期)に入る前の謝肉祭。宗教上からの行事であるため一年の中のかかせないイベントなのです。

イタリアヴェニスの仮面をつけて洗練されたカーニバルとはまた一味違うギリシャのカーニバル。とくにパトラ(ギリシャの港街)ではかなり盛大に多くの人たちが仮装してパレードし、アテネ街中でももちろんさまざまが仮装をした人たちが集まって紙ふぶきが舞うわ、花火や爆竹などもあって騒がしい期間になります。

そしてこのカーニバルの期間中に「チクノペンプティ」(肉を焼く匂いのする木曜日)と呼ぶ日があり、ギリシャ人達は皆「プシスタリア」という肉料理専門店へ肉を食べに出掛けます。

その日は我が家も肉三昧、名のとおり謝肉祭です。


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2010年01月10日

冬でもサングラス?!

サングラスギリシャも日本のように四季があり、今は冬。
気温もそれほど日本と変わらないといっても間違いはありません。
イメージからいけばエーゲ海と白い壁の家々。
年中真夏のような感じですが、冬は寒く、ダウンジャケットやコートはもちろん着ますし、手袋だってマフラーだって冬の必需品です。
山へいけばスキー場だってあるし冬場は屋外スケートリンクだって設置されるのでまぁ日本みたいな感じと思ってもらってもいいくらいかな。

でもちょっと違うのは、ギリシャ人は冬でも街中でサングラスをしています!

もちろん、夏場は焼け付くような太陽から守るためにサンブロックやサングラスは子どもも大人にも必需品。
ですが、冬のよく晴れた日(普通のアテネ街中では雪による光の反射などはありませんし、私には問題ないくらいなのですが)でも、ギリシャ人には日差しが眩しいらしく、あたりまえのようにサングラスを身につけているんです。

他のEUへ旅行した際に観察してみても(雪の多い国を除き)、同じような日差しであろうとギリシャほど他国の人々はサングラスをかけていないように思われます。
これはギリシャならではの習慣といっていいかも?
今日も結構冬晴れのいい天気だったので、近所のギリシャ人の子どもたちがサングラス着用で遊んでいます。


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2009年12月27日

新型インフルエンザ ギリシャでは・・

インフルエンザ予防新型インフルエンザ。日本はピークを過ぎた?頃でしょうか。
こちらは日本より一足遅く流行りだしましたが、最近(12月中旬以降)になって学級閉鎖、学校閉鎖が相次いでいます。
高校くらいから始まって次第に中学校、小学校そして今は幼稚園が学級閉鎖。
1クラスの生徒数の4分の1が何かの体調不良やカゼ等でお休み、もしくは新型インフルエンザ感染者が1人でもでれば学級閉鎖。同時に4クラス以上の学級閉鎖があれば学校閉鎖。期間は各1週間。

一方で、もちろんワクチン接種も始まってます。大まかですが、医療関係者〜基礎疾患のある人、妊婦、高齢者と幼児〜成人へという順番で行います。ワクチンはどの人も1回の任意接種。

もう既に子どもの接種期間は始まってますが、うちはまだやってません。かなり迷ってます。
「うちは接種させようと思ってて・・」と話すと、まずやめたほうがいいと言われて、我が家はまだ検討中。迷っているうちに接種するタイミングを逃してしまうかもしれませんね。ホームドクターは「接種奨励!」なのですが・・・
またワクチン接種を勧めないお医者さんが多いのも現状。そして今のところ私たちの周りにだれも接種する(もしくは接種した)という人がいないのです。
もちろん任意接種なのであくまでも本人次第なのですが、それを判断する情報も多くはありません。それにギリシャ人というのは非常に疑い深い国民性でもあり、知識や情報が薄いのにもかかわらず個人判断が強いというのも理由のひとつかもしれません。

ワクチン接種するかしないかは別にして、まずはできるだけの予防・予防ということで
こちらでも手洗いの徹底、ハグやキス(挨拶時の)習慣の自粛などを子どもたちの学校でも呼びかけています。
でも、うがいやマスクの着用ってあまり行き渡っていないんです。ギリシャでは、うがいは習慣づいていなくて(それでも最近は塩水やレモン汁でうがいするようになってきました)、マスクもカゼや病気をしている本人がするものという考え方です。先日、私が予防のためにマスクを着用していたら「あなたが病気ではないかぎりマスクをしていても意味は無い」と医者に言われました。そんな感じなのでどこへ出かけても日本のようなマスク着用風景は見かけません。(もちろんこちらでは日本のような高いマスク技術を知りませんから無理ないですね。)

他のEU諸国にくらべ今年の冬休みは暖かい日々になりそうなギリシャですが、どうにかこのインフルエンザの流行を乗り越えたいものです。


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2009年12月14日

ギリシャの12月

船のライト装飾12月に入るとここギリシャもかなりクリスマスモードになってきます。
夕方5時も過ぎれば外は暗く、通常の街灯のほかにクリスマス用電飾が街じゅう飾られ、夜の散歩も中々楽しいものです。
そして家庭の窓やバルコニーももちろんライトアップ。
点滅タイプのものやらサンタクロースがバルコニーから入ろうとしているようなものまで、さまざまなライトがあらゆる所で見られます。
船を形どったライト装飾が多く見られるのも海洋国ギリシャならではでしょうか。

クリスマスはイブよりも25日の当日、家族や親しい友人知人が集まってテーブルを囲んで過ごします。
しかし、ギリシャではサンタクロース=「アギオス バシリス」というビザンティン時代の聖人なので、その聖バシリスの記念日である1月1日まで、ツリー下のたくさんのプレゼントBOXはお預け。
クリスマスデコレーションも年末年始明けまで続き、クリスマスの楽しいモードが長くてちょっと得したような気になるのは私だけ?(笑)

メロマカロナこのシーズンは甘いものも多く、クリスマス用の「メロマカロナ」(くるみと蜂蜜とシナモン味のしっとりしたクッキー)やら「クラヴィエデス」(アーモンド生地のクッキーにたっぷりの粉砂糖をまぶしたもの)がどの家庭でも食されます。どこも洋菓子店はこのクリスマス用菓子が店頭に山積みになってるんですよ。
そして新年にはヴァシロピタというコイン入りケーキをカットして、切り分けられた自分のケーキにコインが入っていればその年のラッキー者!これは家庭でも職場でも新年の行事として行われます。

12月6日のセントニコラウスデーを皮切りに我が家もクリスマスツリーやらデコレーション、そしてもちろんバルコニーのライトアップをしていきます。我が家の気の早い子どもたちはすでにクリスマスプレゼントのリストアップとサンタクロースへの手紙を書き終え、この楽しいクリスマスモードに浸っています。そしてクリスマスイブと大晦日の朝にはトライアングルをもってキャロルを歌いに家々を訪ね歩くので、そのキャロルを練習?がてら口ずさむ毎日です。


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2009年12月04日

ネームディ

ネームデイギリシャでは子供が生まれるとギリシャ正教徒としての洗礼をうけるまでは正式な名前はつけず、洗礼時にその子供の祖父母いずれかの名前を引き継ぐのが一般的になっています。
(我が家も娘たちは主人の父母の名前を受け継いでいます)

名前は色々ありますが、よくあるのは男性だと、ヨルゴス、パブロス、ディミトリス、ニコラス、コスタス、ミハリス・・・女性だとアンナ、マリア、エレナ、アナスタシア、クリスティーナ・・など。
これらは日本人にも親しみやすい名前ではないでしょうか。
知り合いの中にはアフロディティ、アシィナ(アテネの意)、アルテミスやら、ソクラテスやアポロン、イラクリス(ヘラクレス)などがいます。
大家族になってくると親戚同士で同じ名前がついてるなんてこともざら。
もし街中で「おーいい、ヨルゴス!」と呼べば、何人もの人が振り返るような感じで、それくらいいっぱい同じ名前があふれているんですよ(笑)
ちなみにヨルゴスという名は英語名だとジョージ。
私の知り合いだけでもヨルゴスさんが10人近くいます。

そして自分の誕生日のほかにその自分の名前を祝う日「ネームディ」というのがあるのです。
当日は、その当人が学校なり職場なりに自分でちょっとしたお菓子(チョコレートやケーキ)を持参し、名前を祝ってくれる人に振舞う習慣になっています。
そして、知り合いや親族にその名前の人がいれば必ずお祝いの電話をいれなくてはいけません。(ギリシャ社会では電話でのご挨拶はかなり重要なポイントをしめています。)
また、(誕生日は身近な人に祝ってもらい)名前の日はより盛大に大勢の人に祝ってもらうというわけで、当日の晩からパーティを開いてみんなでわいわい、がやがやとやるわけです。
もちろんパーティ開催は人によりますが、なんにせよ1年に2回(誕生日とネームディ)も自分を祝ってもらえるなんて楽しいですよね。
我が家のネームディは冬に集中しているので、クリスマスやらお正月と全部一緒にどーっとイベントが重なって冬はチョコレートだらけです。


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